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ディズニーの歴史

ディズニーの名前を知らない人は、日本どころか、世界を探してもなかなか見つからないでしょう。ディズニーは、創業者ウォルト・ディズニーの名前に由来する世界屈指の企業、そしてそのブランドの総称です。

総括する企業は、正式には、ウォルト・ディズニー・カンパニーという名称であり、1986年2月までは語尾はカンパニーではなく、プロダクションという名前でした。

この背景には、発足以来絶えず主力となってきたアニメーション製作を軸に、放送局買収やディズニーランドなどの総合エンターテイメントを手がけるようになった企業の業務拡大があります。

ウォルトが経営に努めた時代、ディズニーは世界初のトーキーアニメ、長編アニメ、カラーアニメなど、世界初尽くしの歴史に残る作品を世に送り出し、多くの傑作アニメ映画でその名を世界に知らしめました。

白雪姫やピノキオ、シンデレラ、ふしぎの国のアリス、ピーターパン、ファンタジアなど、クラシックに分類される作品の中でも、著作権が切れパブリックドメインが標記されるほど初期の古い物でも、今日様々な世代に鑑賞され、愛され続けているのですから、その世代を超えた人気の凄さが分かることでしょう。

しかし、1966年のウォルトの死後、後継者争いが始まり、リトルマーメイド、美女と野獣などの作品が登場する90年前後まで、企業は低迷することになります。

奇跡と呼ばれる復活を遂げるきっかけとなったのは、企業の要人に、映画製作会社パラマウントの重役や、同じく映画製作会社ワーナー・ブラザーズの元社長などを配属してからです。

この影響もあり、ABCやESPNなどの放送局を自らの傘下におさめることに成功し、巨大なネットワークをさらに拡大していくこととなります。

特にキーパーソンとなったのは、映画部門の責任者であったジェフリー・カッツェンバーグで、ディズニーが誇るアニメーションの再建に尽力する傍ら、アニメーションにおけるCGの重要性を先見し、ピクサーとの連携を実現しました。

ピクサーからはトイ・ストーリーをはじめとする人気CGアニメーション作品が、ディズニーのクレジットで次々と生み出され、現在では完全子会社化されています。

また映画部門ではアニメーションだけに止まらず、実写映画も1946年の南部の唄を皮切りに着手されています。放送ネットワークの拡大から、専門チャンネルを持つようになり、有名な子役出身のアイドルが多くそこから排出され、ブリトニーやクリスティーナ・アギレラ、最近ではマイリー・サイラス、ジョナスブラザーズなど、ポップアイコンとのコネクションも非常に強い特長があります。

ディズニー映画とアニメーション

最近では、パイレーツ・オブ・カリビアンやナルニア国物語のヒットがあり、その中でもハイスクール・ミュージカルなどがこの典型的なティーンアイドルの特長を活かした実写映画となります。

主要事業は、アニメーション、映画、テレビ放送だけに止まりません。東京ディズニーランドに代表されるテーマリゾートも代表的な事業です。

1955年にカリフォルニアで初めて開園されて以来、フロリダやパリ、香港に設立され、千葉県浦安市のものは1983年4月から開園されました。

テーマパークに併設されているホテルは、当初の構想段階から存在し、ディズニーの世界に実際に浸るために欠かせない要素とされています。

このようにテーマパークに必ずホテルが併設されているので、総称してテーマパークではなく、テーマリゾートと呼ばれているのです。

アニメーションに並ぶ部門のひとつ、ウォルト・ディズニー・パークス・アンド・リゾーツは、リゾート施設や旅行代業を主としており、映画を題材にしたアトラクションを中心に構成される、上述したテーマリゾートの他に、クルーズ船を利用したテーマクルーズ、本格的な会員制リゾートクラブに、子ども向けの体験型学習を提供する旅行プログラムなどを提供しています。

日本では日本法人のウォルト・ディズニー・ジャパンが事業の管理と運営を行っており、テーマリゾート部門に関してはオリエンタルランドが別途一括して請け負っています。

東京ディズニーランド・テーマパーク

東京ディズニーランドは、ミッキーマウスでおなじみのディズニーが展開する総合テーマパークです。千葉県浦安市に、2年以上の時をかけて建設されました。

1983年4月15日、夢と魔法の王国というテーマをかかげ東京ディズニーランドがオープンしました。ディズニーの白雪姫や眠れる森の美女の映画を観て育ったディズニーファンたちはもちろん、日本中の夢と希望をのせての華々しいスタートでした。

ランドマークのシンデレラ城は遠くからでも一目で分かる美しさで、連日CMで流れる場内のテーマパークやアトラクションが日本中の子どもたちを魅了しました。

場内はテーマに沿ってゾーン分けされており、それぞれに人気を誇るアトラクションが存在します。カリブの海賊やイッツ・ア・スモールワールド、ホーンテッドマンションなど定番の人気アトラクションはみんなが知っているスポットです。

他にも全国からはるばる乗りに来るファンも多いスペースマウンテンやビッグサンダーマウンテンは、数時間待ちの列に並ぶことも珍しくない日本でも有数の人気を誇るジェットコースターです。

また場内で買える東京ディズニーランド限定のグッズや、人気キャラクターをイメージしたフードもファン垂涎のアイテムです。昼夜に繰り広げられるパレードも有名で、特に素晴らしい電飾を施した夜のエレクトリカルパレードは必見です。

バレンタインやハロウィン・クリスマスなど四季折々の行事に合わせて場内の飾りつけやキャラクターの扮装も一変し、私たちの目を楽しませてくれます。

お土産を買うと入れてくれるビニール袋まで統一されるほどの完成度は、東京ディズニーランドならではのものでしょう。またその年に公開されたディズニー映画とのタイアップアトラクションもファンが楽しみにしているイベントのひとつです。

すぐそばに2001年にオープンした東京ディズニーシーも人気を博し、東京ディズニーリゾートとして新たなる歴史が始まりました。

海外からの観光客も多く訪れ、特に中国や台湾の人々に大変人気が高い観光地のひとつとなっています。地方に住んでいる方には、修学旅行の思い出が残る場所になっていることも多いですね。

生まれてはじめての東京に驚き、実体化した夢の国に夢見心地になってしまったという話も良く聞きます。学生時代には割引のパスポートで、テスト休講期間の雨の平日を狙って遊びつくしたという方もいることでしょう。

私も子どものころに訪れて買ってもらった巨大なミッキーマウスのぬいぐるみやシンデレラ城をかたどったクリスタルが、長らく一番大切な宝物でした。

世界中の子どもたちに「この世に夢はあるのだ」と教えてくれる東京ディズニーランドは、日々進化を続けています。今年はどんなイベントが待っているのか、楽しみですね。